暗いお話



昨日の夜のお話。
だんだん自分で自分で!期に入ってきている息子。
お昼も掃除機を自分でするって全然貸してくれなくて苦労したけど、夜も仕上げ歯磨きをしようとしたらものっすごいぎゃん泣き
ひきつけをおこしそうなくらい。
義父が何があったのかとびっくりして下から上がってくるくらいのぎゃん泣き
そこまで泣かなくても!と私もキレた。


その日はオットが遅かったので2人でお風呂。
お風呂に入って切々と説教を始めた私。
「ちゃんと歯を磨かないと寝るときおっぱい飲めないんだよ、なんであんなに泣く必要があるの。」
説教してもちゃんと聞いてる様子もなく、だんだんほんとに腹がたってきて、ずーっとぐちぐち(もはや愚痴に近かったと思う)言っていたらだんだん息子が全然かわいくなく思えてきてしまった。
息子もだんだんしゅんとして「うっうっ」と泣くのをこらえてる。
でも全然かわいそうと思えない私。いつも笑い声が響くお風呂で無言が続く険悪な雰囲気。
「もうお母さんのこときらい?」「うん。」
「じゃぁお父さんと寝る?」「うん。」
お風呂を上がる頃にはオットも帰ってきていて、息子はこわごわおっぱいを求めたけど、オットに寝かしにいってもらう。
最初は指を吸いながら寝ようとがんばっていた息子。こらえきれなくなって急に起き上がって布団から出て走って階段のとこへきて「うわーん!!」と泣いて私を呼んだ。
結局いつも通りおっぱいで寝た。


虐待ってこういうことから起こるんだとおもった。
手は絶対出さないと決めてる。
でも、冷たくするのだって充分虐待だ。
世の中には虐待とは無縁の子どもがすきでたまらない!育児が好きだ!というお母さんだっている。
オットもそういうタイプだと思う。
でも私は何があっても絶対虐待しない人であるとはいいきれない。とても怖いことだと思った。
生まれてすぐの頃全然泣き止んでくれなくて私が抱っこしてもぎゃん泣きなのにオットが抱っこしたら泣き止んだことがよくあって、私って母親じゃないの?と息子を全然かわいいと思えないことがあった。今思うと産後鬱もあったし、可愛いと思える余裕がなかった。とにかく毎日いっぱいといいう感じだった。
そのときのことを思い出した。
魔のイヤイヤ期が近づいている。
いいお母さんになりたい。

新聞に載っていた水谷先生の本の宣伝に
「いっぱい怒った後はそばにいてやってください。」
と書いてあった。